「社員第一、患者さま第二主義」

「社員第一、患者さま第二主義」

「鍼灸マッサージ師が働きやすい職場」を目指して、2011年8月に会社を設立しました。

多くの会社が、「患者さま第一」との理念を掲げています。しかし「患者さま第一」とは言うものの、実態が伴っていないケースをよく耳にします。歩合制によるモラルの低下、過密な訪問スケジュールによるサービスの低下などが言われております。訪問マッサージ業者に入社した多くの新卒の方が、しっかりした研修を受けることもなく、わずか一カ月で独り立ちし、いきなり一日10件のスケジュールを訪問している現状があります。患者さまに接する施術者の心に余裕がなければ、患者さまに良いサービスを提供することは難しいのではないでしょうか。

「患者さまが喜んでいるからいいじゃないか」ではなく「我々自身が満たされていなければ、患者さまを満たすことはできない」のです。

「社員第一、患者さま第二主義」とは、決して患者さまをないがしろにするということではありません。「社員第一」を実践し、働きやすい環境を整えれば、何も言わなくても社員は患者さまに良いサービスを提供する。逆説的ですが、「社員を第一」にすることが「患者さま第一」への近道と考えています。

一般的な就職活動をしている大学生の中に、本気で「人の役に立ちたいから」という理由を第一に就職先を決めている人がどれだけいるでしょうか?

ほとんどの鍼灸マッサージ師の方は、「人の役に立ちたい」という明確な思いを持ち、この道に進むことを決意されたことと思います。志をもつ人には、その志を発揮することのできる適切な場さえあればよいのだと思います。

「鍼灸マッサージ師が働きやすい職場」を用意することができれば、患者さまにより良いサービスを提供できると確信しております。

みどりの風は、今後も「鍼灸マッサージ師が働きやすい職場」を追求していきます。